clay shooting

パラクレー射撃について

すべての選手に挑戦の機会を


パラクレー射撃は、障がいのある選手が参加するクレー射撃競技です。
空中に飛ばされるオレンジ色の標的(クレー)を、銃で正確に撃ち落とすことを競います。

競技は自然環境の中で行われ、集中力、判断力、射撃技術が求められます。
障がいの特性に応じて射座や補助具が調整され、公平で安全な競技環境が整えられています。

国内では、NPO法人日本パラクレー射撃連盟が競技の統括団体として活動しており、選手の育成や大会運営、国際大会への派遣などを行っています。
国際的にはパラクレー射撃は多くの国で実施され、障がいのある選手が健常選手と同じ舞台で技術を競えるスポーツとして注目されています。

競技の魅力

年齢や経験に関係なく
長く取り組めるスポーツ

パラクレー射撃は、年齢や経験を問わず、長く楽しむことができる競技です。

精神力と集中力を高める

標的を正確に射抜くためには、集中力と判断力が不可欠で、精神力を養うことができます。

国際大会で
世界の選手と競い合える

国内大会での活躍に加え、国際大会に挑戦することで、世界の選手と技術を競い合うことができます。

パラクレー射撃について

射撃競技の基礎知識

クレー射撃競技

クレー(直径:11cm、高さ:2.5cm、重量:110g程度)と呼ばれる素焼きの皿を空中に飛ばし、それを狙って散弾銃で撃つ競技で、撃ち落としたクレーの枚数で競う競技です。 国民スポーツ大会では、成年種別で「トラップ」と「スキート」の2種目が実施されており、1ラウンド(クレー25枚)×4回実施し、クレー計100枚のうち、何枚撃ち落とすことができたかで順位を競います。

競技用銃砲の所持について

  1. クレー射撃競技に使用する銃砲(散弾銃)は、銃砲刀剣類所持等取締法による所持許可の必要な銃砲です。
  2. 銃砲(散弾銃)を所持できる年齢は20歳以上です。
    ただし、過去数年内に犯罪歴がある者、精神障害や認知症など特定の病気がある者、アルコールや薬物の中毒者、住所不定者、自己破産者などは申請が通りません。
  3. クレー射撃競技における「低年齢推薦制度」があり、20歳未満の未成年者でも18歳以上であれば、(公社)日本クレー射撃協会が認めた者であれば所持が可能になります。
    銃砲の所持期間は、銃砲ごとに3年間です。引き続き、所持をする場合は、更新手続きを行う必要があります。その場合、猟銃等講習修了証ならびに技術講習修了証が必要になります。なお、銃砲保持者が75歳以上になると認知機能検査を受ける必要があります。

トラップ種目とスキート種目での
銃砲・散弾の違い

銃砲

トラップ用: 銃身が30インチ(76.2cm) 弾が遠くで拡散
スキート用: 銃身が28インチ(71.12cm) 弾が近くで拡散

散弾

トラップの弾7.5号 24g: 鉛玉の直径が2.41mmで、鉛玉の量が310粒前後。
スキートの弾9号 24g: 鉛玉の直径が2mmで、鉛玉の量が540粒前後。
どちらの散弾も、直径1m程度の円状に拡散する。

eシューティング(クレーシミュレーター)で
次世代選手発掘&クレー射撃競技の普及

クレー射撃シミュレーター

  • 国際射撃連盟公認ルールに則り、レベルに合わせて本格的なクレー射撃競技(トラップ、スキート)がプレイできます。
  • 模擬銃を使用するため、銃の所持許可免許は不要です。 撃った際の衝撃は全くなく、子どもから大人まで安心してプレイできます。
  • 大型スクリーンに3Dの射撃場が映され、プレイヤーは模擬銃(本物の銃と同等の重さと質感の銃。または、子どもや女性は軽量な銃)を使って、公式試合さながらクレーを撃ち落としていきます。
普及活動:倉敷市スポーツ振興協会 射撃部「倉敷市射撃協会」

ショットガン種目
「国際大会参加競技選手規定」

種目およびタイム

WSPS 大会は以下のショットガン種目で構成される(以下「ショットガン種目」)。
ショットガン種目はISSF ルールに従って行われる。

スクロールできます
種目種目名性別クラス発射数標的数(スケジュール)制限時間
PT1トラップ座位混合SG-S1251日目:75 / 2日目:5015秒
PT2トラップ立射(下肢)混合SG-L1251日目:75 / 2日目:5015秒
PT3トラップ立射(上肢)混合SG-U1251日目:75 / 2日目:5015秒

1.射撃姿勢

<競技クラスSG-S>

  • 競技クラスSG-S の選手は全員、車いすまたはスツールに座って競技しなければならない。
  • 車いすに座って競技する場合、選手は車いすの背もたれに脊椎をもたれかけて座らなくてはならない。背もたれにストラップで固定することは認められる。臀部は動作している間ずっと、車いすの座面と完全に接触した状態でなくてはならない。
  • 足は車いすのフットプレートに乗せておかなくてはならない。または、膝を90 度、または選手のクラス分けカードに記された角度に曲げて、レッグレストで下肢を支えた状態でなくてはならない。したがって、足を床につけて、車いすの標準設定時の選手の支持基盤を広げてはならない。
  • スツールを使う選手の場合、足は必ずスツールに対して垂直面で体重を支えていなくてはならない。ただし、解剖学的な制約により難しい場合は例外とする。このような制約は選手のクラス分けカードに記録されていなければならない。選手の臀部は、動作している間はずっとスツールと完全に接触していなければならない。
  • 競技クラスSG-S の選手は、射撃の間ずっと座位の姿勢を保っているか、脊椎が車いすの背もたれと接触しているか(車いす選手の場合)、 足が前述に記載の要件を満たしているかを確認するために、大会ジュリーまたは代理の役員の観察を受けなければならない。
  • 競技クラスSG-S の選手は、射撃中の安全性を確保するために上半身をストラップで固定してもよい。 使用するストラップは幅10cmを超えてはならず、伸縮性があってはならない。ストラップでどのぐらい体重を支えるか、その割合は選手が決めた割合と同じである必要がある。

<競技クラスSG-L>

  • 競技クラスSG-L の選手は、立位姿勢で競技しなければならない。
  • 立位姿勢を支えるためのスツール、道具、その他器具は認められない。

<競技クラスSG-U>

  • 競技クラスSG-U の選手は、立位姿勢で競技しなければならない。
  • 立位姿勢を支えるためのスツール、道具、その他器具は認められない。

<装填器具(安全性)>

  • 競技クラスSG-U の選手は、LOC の定めに従って、競技場の各ステーションでは装填用の補助スタンドを使用しなければならない。
  • クラス分けパネルは選手評価の際、選手がショットガンの安全な装填、構え、および/または発射できないような状況を特定する。その場合、クラス分けパネルは大会ジュリーに報告し、大会ジュリーは全面的に調査を行って、承認された義肢およびまたは装填用の補助スタンドを使用することで安全性の問題が軽減され、選手が競技できるかどうか判断する。選手がショットガンの安全な装填、構え、および/または発射ができないと大会ジュリーが判断した場合、その選手はショットガン種目に出場することはできない。
  • 疑義を避けるために明記すると、前述に基づいて調査を行う上で、医療診断情報を大会ジュリーに開示する必要があるとクラス分けパネルが判断した場合、かかる情報はWSPS クラス分けルールおよび規定のデータ保護条項に基づいて、機密情報として扱われる。

2.その他

  • 前述項(装填器具)を除き、選手が使用する補助器具はWSPS から承認を得なくてはならない。補助器具はすべて精査され、承認された場合は選手のライセンスに半永久的に承認を受けた旨が記載される。
  • 引き金の改造は、ショットガン種目の選手には認められない。
  • 射撃テーブルおよび支持スタンドは、ショットガン種目の選手には認められない。

3.団体種目ルール

<種目と形式>

  • パラリンピック競技大会を除き、人数が十分であれば各種目で団体種目が行わ
    れる。
  • 団体種目のスコアは、チーム内の選手の個人種目スコアを合算して算定する( すなわち、別途団体戦の試合を実施するわけではない) 。
  • 団体種目に出場できるのは、「フルメンバー」としてエントリーされた選手のみ。MQSとしてエントリーされた選手は出場できない。

4.チームの規模

  • いずれのチームも、選手3 人で構成されなければならない。
  • NPC あたりの最大チーム数
  • WSPS 認定大会およびWSPS 選手権大会:NPC あたり種目ごとに1チームのみ。
  • WSPS 承認大会:NPC あたり種目ごとに最大2 チームまで。

5.種目の実施可否

  • 団体種目のスタートリストには、少なくとも3 チームが記載されていなければならない(最終エントリー期日まで)。そうでない場合、その団体種目は自動的に中止される。
  • 団体種目に3 チームしか出場しない場合、「マイナス- ワン」ルールに従ってメダルが授与される(例:金と銀のみが授与される)。

6.混合団体

  • NPC につき種目ごとに最大2 チームまで。

7.医学ルール

  • FOP復帰の判断
  • 常に、選手の健康と安全を守ることが何よりも最優先される。大会の結果は、このような判断に決して影響されてはならない。
  • 病気にかかった選手、または負傷した選手が競技続行または大会復帰に適切な状態か
    どうかの判断は、チーム管理者の責任で行われる。WSPS は選手または参加者の健康、安全、セキュリティを根拠に、独断の裁量で、選手の大会出場または参加を遅らせる、または禁止することができる。

8.てんかん

  • 選手がこれまで何らかのてんかんの発作、またはてんかんにまつわる症状を起こしたことがある場合、選手および所属NPC は自らの責務としてその旨をWSPS に申告する。
  • 選手は全員、「選手てんかん申告書」(別紙9)に記入しなければならない。申告書
    は、その年の競技シーズン用WSPSライセンスを取得する前に、選手のSDMSプロフィールにアップロードしなければならない。
  • 「選手てんかん申告書」には選手にてんかんがあるかどうかを確認するものであり、ある場合は症状が安定していることを保証し、かつ具体的なてんかんの種類を特定する。
  • 選手がてんかんの医療診断を受けたことがあり、過去12ヵ月間にてんかんの症状があったことを申告した場合、その選手のWSPS 公認大会出場にはWSPS の承認が必要となる。
  • いつ何時選手に何らかのてんかんの発作またはてんかんにまつわる症状が見られた場
    合、最新の「選手てんかん申告書」をWSPS にすみやかに提出しなければならない。

9.ペースメーカー

  • WSPS 公認大会では、選手がペースメーカーを使用する場合はWSPS の承認が必要
    となる。
  • 選手がペースメーカーを使用する場合、病状や使用する機器の技術的詳細を記載した医学資料をWSPS (info@worldshootingparasport.org) に提出しなければならない。
  • WSPS は、その装置の承認を判断する。これは最終判断である。選手は承認を受けた
    機器を使用する権利を与えられただけであり、変更が生じた場合はすみやかにWSPS
    に通知しなければならない。
  • ペースメーカーの使用をWSPS に通知しなかった場合、その選手は自動的に失格となり、競技中にペースメーカーを使用して得たリザルトはいずれも無効となる。

ショットガン(国内選手)


パラスポーツの公平性を保つため、全てのパラスポーツには「クラス分け」というシステムがあります。

国内選手加入条件:下記書類が提出できること

  1. 猟銃等所持許可証
  2. 障害者手帳/療養手帳

 状況により医師の診断書をお願いする場合があります

国内選手クラス分け
(国内クラス分け)

WSPS 大会は以下のショットガン種目で構成される(以下「ショットガン種目」)。
ショットガン種目はISSF ルールに従って行われる。

スクロールできます
種目種目名性別クラス発射数標的数(スケジュール)制限時間
PT1トラップ座位混合SG-S1251日目:75 / 2日目:5015秒
PT2トラップ立射(下肢)混合SG-L1251日目:75 / 2日目:5015秒
PT3トラップ立射(上肢)混合SG-U1251日目:75 / 2日目:5015秒
新設
FREE
トラップ(その他のパラ)混合SG-F1251日目:75 / 2日目:5015秒

※クラス分けは、障害がある射手の公平な競技を可能にする目的で行われ、「国内クラス分け」と「国際クラス分け」があります。
※国内クラス分け認定証は発行から3年間有効です。
※クラス分け認定証発行には時間を要する場合がありますので、余裕を持ってお申し込みください。
※申請は会員から直接おこなっていただけます(加盟団体を通していただく必要はありません)。

eシューティング
(クレーシミュレーター)


障がいのある無しのかかわらず参加・体験できる
※eシューティングに参加する場合はクラス分けは不要です。

連盟の取り組み

NPO法人日本パラクレー射撃連盟では、競技者が安心して挑戦できる環境づくりを進めています。
国内での選手発掘・育成、国際大会への派遣、競技普及活動などを通して、
競技の発展と選手の活躍を支えています。

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